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Yorimitsu Hashimoto [Theosophical Conference 2017, Osaka]

<Theosophical Conference 2017, Osaka> 第1セッション 文学と秘教思想 第3発表 1st session LITERATURE AND ESOTERICISM 日時:2017年3月7日1時半〜3時半 Date and time: March 7, 2017, 1:30 pm – 3:30 pm 場所:国立民族学博物館第4セミナー室 Venue: Seminar Room 4, National Museum of Ethnology, Osaka   発表者:橋本順光 Presenter : Yorimitsu HASHIMOTO 題目:ジンギスカンの復活をめぐる物語 王墓の争奪戦と神智学 (英語発表、通訳つき) Title : The Mongolian Alexander’s Tomb as Heartland: Theosophy, the Naros Cycle, …

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Joscelyn Godwin [Theosophical Conference 2017, Osaka]

<Theosophical conference 2017, Osaka> 基調講演 Keynote speech  日時:2017年3月7日10時半 Date and time: March 7, 2017, 10:30 pm 場所:国立民族学博物館第4セミナー室 Venue: Seminar Room 4, National Museum of Ethnology, Osaka   発表者:ジョスリン・ゴドウィン Presenter: Joscelyn Godwin 題目:隠れた源泉:近代文学と芸術における神智学 (英語での発表、通訳なし) Title: Secret Spring: Title Theosophy in Modern Literature and the Arts (English, with an interpreter )   概要 20世紀文学と芸術は、少なくとも西洋社会に限ってみれば、神智学運動の影響を常に受け続けてきた。その影響が顕著な場合もあれば、神智学を知らない、無関心、あるいは敵対していた場合もある。しかし、そうであってもその影響を免れることはできなかった。地下の水脈のように伸び、どこに起源があるのか知られずに出現してきた。20世紀末になってようやく、神智学の影響は一般的な知識の一部となり、個々人が受け入れあるいは拒絶するものとなった。 本発表は、それらの流れを追い、神智学の持続的な、そして広範囲に及んだ神智学の衝撃を図示していきたい。まず最初に、リアリティの多層性、東洋伝統への賞賛、そして隠秘学の尊重といった初期神智学の特徴を、14の思想、信念、態度に分けて説明する。これらの思想は決して神智学独自のものではないが、ブラヴァツキーとその仲間たちがそれらをつなぎ合わせ、新たな世紀の心性にふさわしい説得力のある世界観に作り上げた。 これらの思想を頭に入れておけば、芸術家や作家がそれらの伝達者となったことは理解できるだろう。このことは第一次大戦前のほとんどの主要なモダニストにはあてはまる。英文学では、イェイツ、ジョイス、エリオット、キップリングであり、音楽ではスクリャービン、ストラビンスキー、ホルスト、シェーンベルグ、絵画ではチョルリョーニス、クプカ、カンディンスキー、モンドリアン、マレヴィッチがいる。その後、ニコラス・レーリッヒは意識的に神智学思想の直接の伝達者となった。鈴木大拙の神智学の背景は、禅仏教を西洋に伝える助けになり、大拙はジョン・ケージに直接の影響を与えた。そしてケージは、すべての芸術分野に新たな美をもたらしたばかりでなく、武満徹の伝統回帰も促したのである。 Abstract …

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Marco Pasi [Theosophical Conference 2017, Osaka]

<Theosophical Conference 2017, Osaka> 第2セッション 芸術と秘教思想 2nd session ART AND ESOTERICISM 日時:2017年3月7日4時 Date and time: March 7, 2017, 4:00 pm 場所:国立民族学博物館第4セミナー室 Venue: Seminar Room 4, National Museum of Ethnology, Osaka   発表者:マルコ・パシ Presenter: Marco Pasi 題目:現代芸術における神智学のテーマ(英語、通訳つき) Title: Theosophical Themes in Contemporary Art (English, with interpreter)   概要 1970年以降、神智学あるいはさらに一般的な代替的なスピリチュアリティと現代芸術の関係については、かなりの研究が積み重ねられてきた。抽象芸術の起源について、あるいは初期20世紀前衛芸術の発展について、神智学がどれだけ影響を及ぼしたかは意見が分かれるところであろう。しかし、そうした影響があったことを否定してしまうことは、現代の美術史家としては単純すぎるだろう。しかしながら、第二次大戦後の芸術と神智学についての研究となると、これははるかに少ないが、これはおそらくいくつかの要因による。たとえば、神智学は20世紀初頭には大変革新的でダイナミックな運動であったにしても、大戦間、とくに1929年にクリシュナムルティが運動から脱し、アニー・ベサントが1933年に死去して以降、その勢いと影響力を大きく失ったからという説がある。他方では、現代芸術は本質的に世俗なものでありスピリチュアリティに興味を持たないから、という説もある。とはいえ、どちらの説も正しくないだろう。現代芸術作家がスピリチュアリティに興味を持っていることを示すのは容易であり、それだけでなく神智学への言及も見かける。実際、若い現代芸術家たちが、再び神智学に興味を持っている。このこと自体、驚くべき現象である。この発表では、神智学に関連するテーマを扱う現代作家として、ゴシューカ・マクーガ、レア・ポルサガ、クリスチーネ・オドゥルンドを紹介する。 Abstract Starting from the 1970s, there has …

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Mark Bevir [Theosophical Conference 2017, Osaka]

<Theosophical Conference 2017, Osaka> 第3セッション 政治と秘教思想 3rd session POLITICS AND ESOTERICISM 日時:2017年3月8日10時〜12時45分 Date and time: March 8, 2017, 10 am – 12:45 pm 場所:国立民族学博物館第4セミナー室 Venue: Seminar Room 4, National Museum of Ethnology, Osaka   発表者:マーク・ベビア Presenter: Mark Bevir 題目:神智学とインド国家主義 Title: Theosophy and Indian Nationalism   概要 本発表では、西洋の神智学徒とインドの著述家が、お互いの思想、解釈し、我がものとなし、どう変容し、そして彼らの社会をどう変えていったかについて論じる。本発表では、インドでの文化的なナショナリズムの発達における神智学の位置にとくに焦点をあてる。ここで文化的ナショナリズムというのは、インド人への政治的な権利の漸進的な移譲よりも、インドの文化的遺産を基本として内政自治への即座の移行を主張することをいう。神智学は、この文化的ナショナリズムに繰り込まれていくさまざまな構成要素のひとつにすぎないが、類をみないほどに重要なものかもしれない。そもそも、神智学は文化的ナショナリズムに、非暴力への原理的な関与とか、リベラルな主観性への代替物といった、重要であまり前例のないテーマを導入したのである。そして、神智学はインド自治同盟を活気づけ、それを通じて、文化的ナショナリズムがインドの国民会議の支配的勢力となった。本発表では、これについて、三段階に分けて議論する。最初の部分では、西洋の神智学徒たちが、インド思想をどう単純化し、着服し、そしてオカルト伝統や宗教伝統が直面していたジレンマを解決するためにどう布置したかを論じる。第二の部分では、インド内部の文化的ナショナリズムの伝統を、どう活気づけたかを扱う。そして最後に、この文化的ナショナリズムが、ガンジーの南アフリカからの帰国前後の時期、国民会議派をどう変容させたかについて検証する。 Abstract : This paper examines only how western …

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International Conference “Modernity and Esoteric Networks:Theosophy, Arts, Literature and Politics”

International Conference Modernity and Esoteric Networks:Theosophy, Arts, Literature and Politics  March 7 and 8, 2017  National Museum of Ethnology, Osaka    Aims and objectives:  Theosophy had been underestimated unfairly, or to put it correctly, neglected by academics for a long time. It had been regarded as a bogus Buddhism, and not an appropriate theme for …

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Workshop at Kyoto University: “From Nippon Shinrei Gakkai to Jinbun Shoin”

Date: 12 December 2016, 1:30 – 5:00 pm Venue: Room 102, Jinbunken, Kyoto University YOSHINAGA Shin’ichi “Psycho-spiritual therapist, Watanabe Toko” ICHIYANAGI Hirotaka “Fukurai Tomokichi and Nippon Shinreigakkai” KURITA Hidehiko “Nippon Shinrei Gakkai and the traditional Buddhism” KIKUCHI Akira “Two or three things I know about Nomura Zuijo” ISHIHARA Miyo “Shimizu Masamitsu, an editor of Jinbun …

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International Workshop: from Yoga to Reiki

International Workshop “Modernization, and Spiritual, Mental and Physical Practices: From Yoga to Reiki” 近代化と霊的・精神的・身体的実践――ヨガからレイキへ―― 日時:2015年12月12日(土)・13日(日) 会場:京都大学人文科学研究所1階セミナー室1 DECEMBER 12 SATURDAY SESSION: 1:00 P.M. – 5:00 P.M. Chair 司会  GAITANIDIS, Ioannis (Chiba University) BAIER, Karl (University of Vienna) “Shavasana: Modern Relaxation Techniques and Yoga” 「シャバーサナ――近代のリラクゼーション技法とヨガ」 DESLIPPE, Philip (University of California, Santa Barbara) “Yogi Ramacharaka: Physical Culture, Metaphysical …

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Workshop: Modern Japanese psychotherapies and theories of the state

京都大学人文研 共同研究「日本宗教史像の再構築」(11)ワークショップ 「近代日本の霊的な心身技法と国家論」 日時:2015年9月12日(土)午後1時~午後5時30分 会場:京都大学人文科学研究所1Fセミナー室1 報告①:並木英子(国際基督教大学)「『耶蘇教審判』にみる本田親徳のキリスト教認識」 報告②:野村英登(二松學舍大学大学非常勤講師)「陽明学の近代化における身体の行方」 報告③:栗田英彦(日本学術振興会)「岡田式静坐法にみる国家観―身体・技法・霊性―(仮題)」 報告④:塚田穂高(国学院大学)「霊術・身体から宗教・国家への跳躍―三井甲之の手のひら療治―(仮題)」 コメント: 永岡崇(日本学術振興会)・師茂樹(花園大学) 司会: 吉永進一(舞鶴高専) 京大人文研が主宰する「日本宗教史像の再構築」と共同研究において、本科研代表者が組織するワークショップが開催され、霊術/精神療法の技法と国家論の関係について、本科研メンバーも参加し報告を行った。 第一報告では、本田親徳の『耶蘇教審判』を取り上げ、そこに見られるキリスト教認識を分析した。政府の欧化政策や、明治16年から17年まで続いた教派を越えたキリスト教信仰覚醒運動に危機を感じて執筆された同書は、会沢正之(水戸学)の「民を惑わし国家を転覆するキリスト教」観を引用し、処女懐胎についての独自の見解などによってキリスト教を非倫理的なものとして描く一方で、平田篤胤の影響を受けた天御中主を中心とした宇宙観を打ち出した。 第二報告では、井上哲次郎によって国民道徳心を養成するものとして特徴づけられた陽明学が、学術的な議論の上では坐法や呼吸法により個人と自然を結びつける実践などの身体性を無視されていくこと、一方ではその後の静坐法ブームのなかでそうした身体技法が復活してくることが示された。 第三報告では、精神修養と身体技法を結びつけて知識人層に多数の支持者を得た岡田式静坐法の中に、「近代的」な背景としてのナショナリズムを見ると同時に、岡田がR.W.エマーソンに受けた大きな影響(自己の本質を自然の中に把握するという考え方など)に代表されるような、トランスナショナルな側面も見出していく。 第四報告では、歌人であり代表的右翼思想家である三井甲之が、精神療法の一種である臼井甕男の霊気療法をもとに編み出し、「国民宗教礼拝儀式」と位置づけようとした「手のひら療治」を題材に、国家論を持つ身体技法が「宗教化」へと到達していくさまが紹介された。 コメンテーターからは各報告者に対し、身体技法と国家観がなぜ、どのように結びつくのかに関して踏み込んだ質問がなされた。フロアからとの質疑応答においては、それぞれの身体技法とその言説に病因論や病の意味論が比較的希薄であることや、武芸との関連性の強さ、国家と身体のアナロジーのされ方といった新たに探究すべき課題が見出された。

Panel at IAHR 2015: Healing Practice and Modern Esoteric Currents between Japan and the U.S.

日時:2015年8月25日(火)午後3時30分〜午後5時30分 会場:ドイツ、エアフルト大学(University of Erfurt)、ヘリオス(Helios) パネルタイトル:Healing Practice and Modern Esoteric Currents between Japan and the U.S. 「日米間におけるヒーリング療法と近代エソテリシズム」 パネル代表: ヤニス・ガイタニディス Ioannis Gaitanidis (千葉大学) 第一報告:フィリップ・デリップ  Philip Deslippe (UC Santa Barbara) “Yogi Ramacharaka and the Transnational Diffusion of Modern Yoga”,(ヨギ・ラマチャラカと近代ヨガの国際的伝播) 第二報告:平野直子 (早稲田大学) “American Metaphysical Religion in *Seishin Ryōhō* and Reiki Ryōhō in 1929s-1930s Japan”(1920年〜1930年代日本の「精神療法」と「靈気療法」におけるアメリカの形而上学的宗教の影響について) 第三報告:栗田英彦 (日本学術振興会) “Breathing Methods as a Crossroad …

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Meeting of the research group “psychotherapies and religion in modern Japan”

日時:2015年8月2日(日)午後1時~午後6時 会場:東京大学本郷キャンパス教育学部2階213室 報告①:Kenta Kasai, “Introducing chaplaincy to Japanese society: an experience of Institute of Grief Care, Sophia University” 報告②:Tetsuro Tanojiri, The concept of vital energy: Global transfer process of body knowledge in Noguchi-Seitai(野口整体), Japanese Mind Cure 報告③:Kurita Hidehiko, Breathing Methods as a Crossroad between the Localization of Western Ideas and the Acculturation of Japanese Tradition …

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